大学受験予備校で働いていた時に、高校生へよくオススメしていた参考書です。『Z会の速読英単語　必修編』センター英語の長文読解の得点力を伸ばすのに非常に良いです。

センター英語の長文で得点するためには、単語力、基本的な英文法の知識、スムーズに英文を読み進める力が必要です。このスムーズに読む力を育成してくれます。

〜英単語と名前が付いていますが、使い方は単語帳ではなく、英語の読み物として音読に利用して下さい。その時に別売りの音声CDを予め聞いてから音読すると、英文の発音が確認できて非常に効果的です。音読の時間は最初は15分程度、慣れたら毎日30分、声を出して読むようにして下さい。１週間も続けると英語を日本語訳しながら読んでいたのが、英文をそのまま理解できるように感じ始めます。

この本は英文を読む練習をするための本なので、最後まで読んだらまた最初に戻って何度でも繰り返し読み続けるようにして下さい。

速読英単語には、中学生用の中学版、高校１年生〜２年生向けの入門編、国公立個別試験・難関私立大学レベルの上級編があります。岡山大学の個別試験までであれば必修編で大丈夫です。参考書を扱っている書店で売っています。

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↓『Z会の速読英単語　入門編』

預かり塾のスマートキッズを岡山市に開く前は、東進衛星予備校の校舎運営を約５年間していました。

東進衛星予備校は、大学受験を目的とした高校生向けの予備校です。そこで大学受験を控えた高校生を見ていて気づいた事があります。

それは通っている高校で手の届く大学がほぼ決まってしまうという事です。1日の大半を過ごす高校なのだから影響力が大きいのは仕方がないと思います。学校のカリキュラム、周りの友人、部活動や行事にかける時間、それがその高校に通うと決まった瞬間からほぼ確定してしまいます。

では、どの高校に通うかいつ決まるかというと、もちろん高校受験の時です。高校受験で決まるという事は中学までの勉強が大事という事です。そこで思い出して頂きたいのは中学で勉強ができる子は小学校から出来る子が多くありませんでしたか？

それは小学校の時に分からない箇所を残さずに、しっかり理解した上で中学に進んでいるからです。

つまり小学校の内容を残さずに理解した上で、中学に上がった生徒が中学内容も完璧にした上で高校に上がって、その上で大学受験に必要な知識、技術を身につけるので、旧帝大、国立医学部、早慶上智に合格出来るのです。

元を辿ると、大学受験の準備で教育に力を入れるのは当たり前です。大学受験で人生の半分位は決まるので、力を入れる必要があります。ただ、すでに手遅れと言わないでも、かなり出遅れている場合もあります。つまり力を入れるタイミングは２箇所あるのです。小学校から中学校までの教育と、大学受験の教育です。

スマートキッズは小学校高学年の時に勉強の積み残しが無いよう、徹底的に補習授業に力を入れた塾です。